第 1 回 四 国 て く て く 歩 き 

2005年9月で満60歳を迎えたとともに、37年6ヶ月勤めた会社も定年退職、いよいよ第二の人生のスタートとなりました。
数年前より退職したら、四国八十八ヶ所霊場を歩いて巡ってみたいと考え、気力、体力が充実している今こそ実現しようと判断し出発いたします。
遍路に出る理由も「修行」とか「自分を見つめ直す」とかいう大それた考えでなく、北海道とは違った四国の大自然の中を歩いてみたいという気持ちで出かけようと思っています。
煩悩の塊のような私が大自然の中で生かされている喜びを感じながら「十善戒」と「三信条」を心に秘め、四国をてくてく歩きながら八十八ヶ所を巡ってまいります。
歩きお遍路には3月から4月が最も適した季節であることを知り、3月22日に出発いたします。
約1300kmを歩くのには健脚の人で40日、普通の人で50日かかるといわれておりますが、20年以上ジョギングで鍛えてはいるものの、走る筋肉と歩く筋肉は違うとか、果たして何日かかるのか?
四国をてくてく歩いている様子をつたないホームページに掲載しますので、暇な方、お遍路に興味のある方、そして私に興味のある方はどうぞご覧ください。



巡拝の心構え 


巡拝の心構えの中で特に重要なのは「十善戒」と「三信条」だそうです。
十善戒は弘法大師のお言葉で、諸戒の基本となるもの。また八十八ヶ所巡拝の道中、各地で人の情けに触れながら歩いていると、次第に三信条の境地になるといわれております。
お遍路さんの姿に遠くから両手を合わせて拝む土地の人も多いとか。四国八十八ヶ所巡拝は行う本人は勿論、見守る土地の人にとっても「同行二人」の実践であると言われている。


                           

 
    


出発までの計画・準備

退職後11月初旬に出発する予定でしたが、「四国遍路ひとり歩き同行二人」(へんろみち保存協力会編)の解説編と地図編を参考に、またインターネットで遍路情報を調べたりして、3月中旬が歩き遍路に向いていることを知り3月22日に出発することとし準備を進めてまいりました。


基本計画

@ 全コースを歩きお遍路に徹すること、やむなくバス電車等公共の交通機関を利用した場合は、乗車した場所から再度歩き始めること。
A 野宿は年齢的に無理であり、民宿や宿坊、旅館等を利用すること。
B 結願まで50日以内とすること。

春から初夏にかけての四国路を歩いて巡るという貴重な時間をリアルタイムで記録を残すために弟のノートパソコンを借り、ウエルコムのエアエッジを使用して、宿で毎日の「四国てくてく歩き日記」を更新したいと思っております。ただしエアエッジはPHSを使用しているため、宿泊する場所によりPHSのアンテナがない場合も予想され、ホームページの更新がままならないこともあると思います。



それでは四国へ出発します


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3月22日 3月23日

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 4 1 日 間 を 振 り 返 っ て 


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